大学寮選びのお役立ちコラム2024.09.04
大学進学に向けて学生寮に入る方は「新しい環境での生活にどんなアイテムが必要なのか」「何を準備すればよいのか」分からないことも多いことと思います。
「あれも必要、これも必要!」とリストを作り始めると、持ち物が膨大になってしまうことが少なくありません。学生寮に持っていくべきものは、一般的なアパート生活とは少し違いがあります。
そこで本コラムは、学生寮での生活をスムーズにスタートさせるために必要なアイテムを厳選し、20項目にまとめました!
このリストを参考にして、どのアイテムが必須なのか、便利なアイテムとは何かを一緒に確認していきましょう。
ひと言で学生寮といっても、物件によってルールや立地・周辺環境、備え付けられている備品の種類も異なります。
まずは、学生寮の入寮前に確認すべきポイントを見てみましょう。
たとえば、机やベッド、冷蔵庫などが備え付けられている場合、それらを自分で用意する必要はありません。
事前の確認で、すでに用意されているものを持ち込む必要がなくなり、引っ越しの負担が大幅に減らせます。
学生寮に入居する前に、部屋の間取りや広さをチェックしておきましょう。
学生寮の部屋は、個室や二人部屋、四人部屋などさまざまです。スペースが限られている場合は、コンパクトな家具を選ぶと便利です。特に複数人で部屋を共有する場合、カーテンや収納ボックスなどプライバシーを守るための工夫が必要でしょう。
快適な新生活を始めるためには、部屋の間取りと広さを必ず見ておいてくださいね。
寮生活をスムーズに始めるためにも、持参するものと現地購入するものの区別も重要な作業です。
たとえば寝具や衣類、洗面用具などの生活必需品は、入寮初日から必要です。学生寮に備わっているもの以外は、持参した方が無難でしょう。
一方で「あったら生活が彩るだろう」というアイテムは、入寮後に徐々に揃えても生活に支障はありません。
特に、便利アイテムやワンランク上の家電は、実際に生活してみて欲しいものが出てきたタイミングで追加購入しても問題ないでしょう。
これから長い期間生活するうえで、周辺環境は非常に大事です。特に、日用品や食材を購入できる施設が近くにあるかどうかは、生活の便利度を左右するといっても過言ではありません。
また、入寮後に現地購入することを想定すると、必要なものが一度に揃うショッピングモールやホームセンターがあると便利です。
入寮前に、周辺環境を調べておいてくださいね。
それでは、学生寮に持ち込みたい代表アイテムを20個紹介します。
生活必需品から、あると生活が彩る便利アイテムまで厳選したので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
入寮と同時に、必ず持っていきたいのが衣類です。
大学生活は、多くの高校生とは異なり毎日私服で講義を受けます。通学を週5日と想定し、数日おきに洗濯するとして、7日間〜10日分の服は持参するといいでしょう。
どんな服を持っていけばいいか迷う人は、以下の定番アイテムを揃えてみてください。
Tシャツ
ニット
トレーナー
デニムパンツ
スカート
アウター
もちろん、下着や靴下も忘れずに持っていきましょう。
部屋にベッドが備わっていれば、それを使用していいでしょう。
ただし、マットレスや枕、掛け布団、シーツなどは自分で用意するケースが大半です。
個室でベッドがない場合は、床に敷ける布団セットを用意するといいでしょう。寝具類は比較的場所を取るアイテムになるため、コンパクトを意識してみてくださいね。
カーテンを選ぶなら、遮光性に優れたカーテンを選びましょう。
遮光カーテンは、断熱効果も持つものが多く、部屋の温度を一定に保ってくれます。夏は外の熱を遮断し冬は暖気を逃がさないため、快適に過ごせるでしょう。
また、外部からの光をカーテンによって遮断することで、夜間の街灯や朝日が気になることなく、質の高い睡眠の確保につながります。
タオルは吸水性の高いものを用意しておくと便利です。
学生寮ではバスルームを共有することが多いため、素早く水分を拭き上げるタオルは、次の人にバスルームを早く譲れるためおすすめです。
また、一般的に耐久性も高いものが多く、頻繁に使用しても長持ちします。買い替えが少なくコストパフォーマンスも良くなるので、お気に入りのものを選んでみてくださいね。
シャンプーやコンディショナーは都度買うのは手間がかかるので、最初に大容量の物を購入しておくといいかもしれません。
歯ブラシセットは、生活必需品です。入寮初日から必ず用意しておきましょう。
急な外泊時のためにも、携帯用のソフトケースもあると便利でしょう。
必要最低限の消耗品も用意しておきましょう。具体的なアイテムは、以下のとおりです。
・ティッシュペーパー
・トイレットペーパー
・ゴミ袋
入居初日から必ず必要になるので、漏れなく準備しておきましょう。
衣類や日用品、書籍などは、外に出しっぱなしにするとスペースをとってしまいます。かといってコンパクトに収納できない収納用具も、物が減った際に片付けようがありません。
折りたたみ式のボックスであれば、必要に応じて追加したり使わないときは畳んでおいたりできるので非常に便利です。いろいろなサイズが販売されているので、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶといいでしょう。
寮生活では、掃除道具を持っていると便利です。寮の部屋は個人の生活空間となるため清潔を保つためには定期的な掃除が必要です。掃除道具を貸し出ししている寮もありますが、頻繁に使うアイテムなので個人で持っていくことをおすすめします。
掃除道具としては、以下のようなものが必要になることが多いでしょう。
・ほうきとちりとり:掃除機では取りにくい細かいゴミやほこりを掃除するのに役立ちます
・クイックルワイパー:埃や汚れを簡単に拭き取れます
・雑巾:床や窓、その他の表面を洗浄するのに使用します
掃除機については、寮の部屋はさほど広くないため、クイックルワイパーを持っていれば必要ないかもしれません。もし掃除機を持っていくのであれば、スペースを取らない小型のものを用意するといいでしょう。
学生寮に必要な洗濯アイテムとしては、以下がおすすめです。
・物干し用アイテム
・洗濯ネット
・ランドリーバッグ
・ハンガー
・洗剤
スペースを有効活用したい学生寮では、物干し用アイテムとしてどれが適切か悩むかもしれません。雨の日は室内干しになるため、できればコンパクトに折りたためる物干しスタンドや、適当な幅があれば設置できる突っ張り棒を用意しておくといいでしょう。
寮に食事が付いていない場合や、部屋で必要な場合は食器も用意しておきましょう。
初日からあると便利ですが、入寮直後はバタバタするのでコンビニ弁当や外食で済ませて、後から購入しても問題ありません。
サンダルは寮生活で非常に便利で、共用スペースの利用時や緊急時の避難時に役立ちます。
シャワールームやキッチンなど、共用エリアへ行く際にサンダル利用を推奨・必須としている寮もあります。頻繁に使うので、耐久性の良いものや、左右両方から履けるタイプのものを用意するといいでしょう。
学生寮の部屋には限られた数のコンセントしかない場合があります。電源タップを使用することで、スマートフォンやノートパソコン、照明器具などを同時接続するのに役立つでしょう。
また、延長コードを使用することで、コンセントが遠い場所にある場合でも必要な場所に電力を供給できます。部屋のレイアウトの自由度も高まるのでおすすめです。
室内で楽しめるボードゲームは、学生寮のような共同生活の場では特に良いコミュニケーションツールになります。
新しい友人を作る手助けをしてくれるだけでなく、寮生活の中でストレス解消や息抜きにもなるので、ぜひ持参を検討してみてください。
タスク照明とは、作業(タスク)する特定のエリアを部分的に明るく照らすためのものです。学習や作業に集中しやすくなります。
特に複数人で部屋を共有する場合は、作業スペースが限られていることが多いため、小型で設置場所を取らないタスク照明は非常に便利です。クリップ式やアーム式など、さまざまなタイプがあるので、ぜひ探してみましょう。
最低限の応急処置セットは、常に常備しておきましょう。
軽度の怪我や風邪に備えて、ばんそうこうや鎮痛剤、風邪薬を用意しておくことをおすすめします。
救急セットは、必ずしも入寮初日から用意する必要はありません。ただ、怪我や病気は予測が立てられないもの。なるべく早めに準備しておきましょう。
ドアストッパーも便利アイテムとして用意しておくといいでしょう。
引越しの搬入時は、ドアの開け閉め回数が多くなります。ドアストッパーで少しだけ扉を開けておくことで、物の出し入れが圧倒的に楽になります。
クローゼットや収納棚が少ない部屋では、壁掛けフックが役立ちます。
壁掛けフックを使うことで、コート、バッグ、帽子、鍵などを整然と収納できます。これにより、部屋の中が整理整頓されてすっきりとした空間を維持できるでしょう。
タオルやキッチン用品、アクセサリーなど、用途に応じて異なるタイプのフックを使い分けるのもおすすめです。
学生寮では、ルームメイトの生活リズムが異なることが多く、夜遅くまで勉強や作業をしていることがあります。アイマスクを使用することで、周囲の光を遮断し、質の高い睡眠の確保につながるでしょう。
目元をひんやりと覆う冷たいアイマスクや、保湿効果のあるアイマスクなど、バラエティに富んだ商品があります。持っていてもかさばらないため、いざというときのお助けアイテムとして忍ばせておくのもありですね!
衣類を整える場合、クイックスチーマーを持っているととっても便利です。
コンパクトなデザインが多く、収納スペースが限られている学生寮でも場所を取らずに保管できます。持ち運びも簡単で、必要なときにさっと取り出して使えるので重宝するでしょう。
学生生活では、授業やインターンシップ、アルバイトなど、さまざまな場面できちんとした服装が求められます。クイックスチーマーを使えば、アイロン台を使わずに短時間で服のシワを取れるので、急な予定にも対応できておすすめです。
スマートフォンを目覚まし時計として使うこともできますが、ベッドにスマートフォンを持ち込むと、寝る前にSNSやゲームに没頭してしまう可能性があります。
専用の目覚まし時計を使うことで、スマートフォン依存を軽減し、より良い睡眠環境の確保に役立つでしょう。
寮生活に必要なアイテムの用意を始めるのは、進学先が決まった時点で問題ありません。
一般受験の合格発表は3月ですよね。引越しの1ヶ月前あたりから徐々に選び始めると、無理なく揃えられるでしょう。
ただ、合格発表後から入学までは非常に短いスパンで多忙になります。ギリギリだと不安だなと感じる方は、進学先が決定する前から準備を始めても構いません。
ただ、準備を始めるなら、学生寮の設備や備品を確認したいですよね。
そのような場合、合格前予約が可能な学生寮を検討しておくとスムーズです。
合格前予約とは、進学先が決定する前に前もって部屋を押さえられる制度です。予約は無料で、キャンセル料がかからないところも多く、負担なく利用できるでしょう。
学生寮だけでなく、一人暮らしの部屋選びは何かと準備が必要なものです。物件選びをスムーズに進めるコツについて、こちらのコラムで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください!
学生寮での生活は、学生時代にしか得られない貴重な経験です。毎日を楽しく生活するためにも、便利アイテムを揃えておきましょう。
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