大学寮に住む学生に聞きました2022.07.07
転載元:日本大学提携学生寮「日大学生寮」
この記事は日大学生寮の入居者インタビューの記事を、許可を得て転載したものです。
16学部87学科を有し、日本一の学生数を誇る日本大学。学部もキャンパスも各地に点在しているため、そのカラーは学部や学科によってもそれぞれ異なります。今回お話を伺ったのは、日大付属高校出身のYさん。ドーミー本八幡を拠点にして、船橋キャンパスに通われています。ドーミーを選んだ理由や現在の学生生活について話してくれました。
静岡県の日本大学三島高校から、内部進学という形で理工学部に入りました。全国にある日大の附属高校で同じテストを受けて、成績が良かった順に希望通りの学部に行けるシステムなんですけど……受かるまでドキドキでしたね。進学先が決まった時にドーミーのパンフレットをいただいて「ご飯ついてるの、いいなあ」って。僕、炊事が一切できないんで……。(基礎学力到達度テストのこと)
ドーミー本八幡を選んだのは、二年生から理工学部のキャンパスがお茶の水に移るからです。ここからだと都営新宿線一本でお茶の水に行けるよ、って寮長が説明してくれて「なるほど!」と。今のキャンパスにも電車で二十分ぐらいで行けるので、楽ですよ。
寮のご飯は、超美味しいです。特にハヤシライスが好きですね。実家は割と、トマトの味が強い味付けだったんですけど、ここのはデミグラスソースが濃くて、つい、いっぱい食べちゃいます。いつもご飯をよそう時に、めっちゃ大盛りにしてます(笑)。
隣の部屋に同じ高校の友達がいるので、会ったら一緒にご飯を食べてますね。たまたま学部も同じで「どこ住むの?え?一緒じゃん!」ってビックリしました。ただ寮生活と言っても、お互い無理に関わらなくていいので、気楽に過ごせています。寂しいと思うことは、全然無いですね。
近所にお店がたくさんあって、暮らしやすいです。買いたいものがある時は、ドンキホーテがあるし。映画が好きなんで、コルトンプラザの映画館にもよく行きます。その隣のバッティングセンターにも時々行ってますね。
もし寮を選んでなかったとしても、多分、自分の好きなことやってたと思うんですが、やっぱり家事をしなくていいから、自分の趣味の時間が確保できるのかもしれません。僕は音楽が好きで、小っちゃい頃からピアノを習ったり、中学・高校は吹奏楽部でホルンを吹いたりしていて。
こっちに来てからギターを始めたんですけど、最近は毎日、部屋で練習してますね。隣の部屋から時々鼻歌が聞こえるんですが、こっちもずっと練習してるんで、お互い様だと思っています(笑)。
将来のことはまだ、全然決まってないんですけど……音響に少し興味があります。電気工学科は、電気に関して幅広く学ぶんですけど、発電とか通信系のこともやりますし、それこそオーディオアンプのことなど、音響についても学べるんです。
僕は父の影響でアメリカンポップスなどの音楽が好きになったんですが、ここに引っ越して来る時、父が一緒に来てくれて「こういう配置の方が映画を見たり、楽器を弾いたり、趣味を謳歌できるんじゃないか」って、元々ここにあった棚とかクローゼットとか動かして部屋をカスタムしてくれました(笑)。
父は「好きなことをやりなさい」と言ってくれています。今はとにかく、数学の理論など基礎の授業が多くて、後期に電気工学の実験が入ってきますけど、専門的なのはそれぐらい。お茶の水の駿河台キャンパスに移って、専門的な授業が始まるのが今から楽しみですね。
基礎学力到達度テストは、絶対に頑張んなきゃマズイです。三年の九月に実施されるテストが一番大きく影響するんですけど、そこだけの一発勝負にならないように、普段から勉強しておいた方がいい。逆に、一回の結果で落ち込み過ぎないようにすることも大事です。
写真:白浜哲 文:大池容子 取材:西泰宏 ※この記事は2022年6月現在の内容です。
この記事で紹介した物件:ドーミー本八幡(日本大学提携学生寮)