大学寮に住む学生に聞きました2022.06.26
転載元:日本大学提携学生寮「日大学生寮」
この記事は日大学生寮の入居者インタビューの記事を、許可を得て転載したものです。
16学部87学科を有し、日本一の学生数を誇る日本大学。学部もキャンパスも各地に点在しているため、そのカラーは学部や学科によってもそれぞれ異なります。今回は、千葉県船橋市にキャンパスのある日本大学生産工学部1年のYさんに学校生活や寮での暮らしについてお話を伺いました。
神奈川県にある中高一貫の女子校出身なんですが、大学生になったら一人暮らしをしたいと思っていたんです。でも親が「アパートだと、ちゃんとご飯食べないでしょ」と言って、食事付きのドーミーを見つけてくれました。正直「食事が合わなかったらどうしよう」って思ってたんですけど、すごく美味しくてバリエーションも豊富でしたね。全然知らない料理とかも出るんですけど、食べてみたらめちゃくちゃ美味しい。将来、大学を卒業して自炊することになっても、色んな料理のレパートリーを知ってる分、ご飯を考えるのもちょっと楽になるんじゃないかなって思います。
キャンパスの近くで一人暮らしをしてる友達は、通学時間が短くて正直羨ましかったりもするんですけど、でも帰ってから自分で家事を全部やるとなると、結局自分のために使える時間の長さってトントンだと思うんですよね。もちろん、毎日ご飯を作るのが楽しいっていう友達もいるので、向き・不向きにもよると思うんですが。アパートにするか寮にするかで悩んでいる人は、自分はどういう暮らしをしたいんだろう?って改めて考えてみるといいんじゃないかなって思います。
いつも寮母さんやご飯を作ってくれている方が「いってらっしゃい」とか「おかえり」って声をかけてくれるので、寂しいと思うことは全然ないです。どちらかというと私はマイペースなので、大人数でいるよりも一人の方が好き、というのもあるかもしれませんが……。女子寮だから気を使わないし、Tシャツとジャージでウロウロできるのも楽ですね。こないだ食堂で、私の好きなアーティストのTシャツを着てる子がいて「それ、私も持ってる!」って話しかけちゃったんですけど(笑)、そういうコミュニケーションができるのも共同生活ならではですね。
所属している「創生デザイン学科」は、理系とデザイン系の間のような学科なんですけど、私は空間デザインコースに進もうと思っています。空間デザインと一口に言っても、街の景観をどうするのか?という大きなものから、照明で人の心を動かすにはどうすればいいのか?みたいな身近なものまで色々あって。先週、物理や数学といった必修の授業が終わって、これからデザイン系の授業に入っていくんですが、いよいよ自分の興味のある分野について学べるんだ、と思うとすごく嬉しいです。学科の中にはプロダクト系を目指す人や、独創的な美術寄りの人もいて、様々な興味やバックボーンを持った人たちと意見交換できる機会が増えていくのも楽しみですね。
文・大池容子 撮影・白浜哲 取材・西泰宏 ※この記事は2022年6月現在の内容です。
この記事で紹介した物件:ドーミー東船橋2(日本大学提携学生寮)