大学プレスリリース2025.11.18

香川大学は香川県警察と連携して、2010年から万引き防止に関する調査や取組を実施してきました。その成果もあり、人口1,000人当たりの万引きの認知件数全国ワースト1位からも脱却し、ピーク時から大幅に件数が減少しています。しかしながら、2023年に万引きの認知件数が増加に転じたことから、今回、香川大学では最も効果的な万引き対策を検証するため、株式会社IC、東京海上日動火災保険株式会社、香川県警察の支援を受け、疑似的な万引き状況を作り出し、光や音、掲示物、声かけなどの対策のどれが最も心理的な効果があるかを検証した結果を以下のとおり公表します。
こうした実験は全国初のものであり、今後の対策を考える上で非常に意義のあるものといえます。