大学プレスリリース2025.11.25

香川大学の学生で構成されるサイバー防犯ボランティア「SETOKU」が、優れたセキュリティへの取り組みを評価・共有する「日本セキュリティ大賞2025」セキュリティ人材育成部門にて優秀賞を受賞しました。本賞は、優れたセキュリティへの取り組みを国内で広く評価・共有する権威ある賞であり、国立大学として初の受賞となる快挙です。受賞の理由として、「産学官連携により、地域の小学校17校で啓発活動を展開するなど、地域に根ざしたボランティア活動を通じて子供たちの意識向上に大きく貢献して、その社会的意義は極めて大きい」という点が高く評価されました。さらに、学生主体の取り組みが選出されるのは極めて珍しく、今回の受賞は、SETOKUの活動が全国的に見ても突出した成果であり、地域社会と大学をつなぐ新たなモデルとして、優れた実践例であることが公式に認められた証と言えます。
SETOKUで代表を務める創造工学部2年の佐藤 璃音(さとう りおん)が『次代のサイバーセキュリティを担う“人”をどう育てるか〜教育現場の挑戦を深掘り〜』というテーマのもとパネリストとして登壇したパネルディスカッションでは、SETOKUの活動内容や、活動の中で直面した壁、その突破の鍵、そして得られた成果について広くアピールする機会となりました。
登壇した佐藤代表は、「結成4周年を迎えたタイミングでこのような素晴らしい賞をいただけたこと、大変光栄に思います。普段からご支援してくださっている方々がたくさんいるからこその受賞だと思います。また、コアメンバーをはじめとした積極的に活動してくれている隊員の活躍のおかげでもあります。この場を借りて感謝申し上げます。」と喜びを語りました。