大学プレスリリース2025.10.15

杏林大学保健学部 臨床検査技術学科の摂津黎助教(筆頭著者)、島田厚良教授(責任著者)らから構成される研究グループは「早産児が全身性炎症を発症すると、脳に傷害を起こしやすく、生後発達の過程で神経後遺症を伴う場合が多い。」という臨床的な問題では、発症メカニズムに疑問点が非常に多いという事実に焦点を当て、早産児が全身性炎症から脳を防御する細胞メカニズムを解明することを目的に実験を行い、その基本的な細胞メカニズムを解明しました。研究の成果はJournal of Neuroinflammationに掲載されました。