大学プレスリリース2025.09.24

一般社団法人日本作業療法士協会に登録されている全国13,668施設の作業療法士に対し、オンライン質問紙調査を実施しました。回答者3,469名のうち、3Dプリンタを使用した経験があるのは153名(4.4%)でした。分析の結果、3Dプリンタの所有・利用環境が使用経験の有無を最も強く左右していることが示されました。さらに、知識や情報収集の有無も関連していましたが、個人の性格や特性は影響を及ぼさないことがわかりました。導入の障壁としては「設備の未整備」や「知識不足」が多く挙げられ、教育プログラムや研修機会の必要性が確認されました。