大学プレスリリース2023.10.27
この度、東京薬科大学 生命科学部 環境応用植物学研究室 佐藤典裕准教授らの研究グループは、静置培養したシアノバクテリアでは塩ストレス下、細胞が浮上し、水面でバイオフィルム(ペリクルバイオフィルム)を形成すること、そしてその形成に新規脂質合成系遺伝子が必須であることを明らかにしました。これらの結果は、光合成微生物を利用した有用物質生産の経済化やアオコの発生抑制法の開発へとその応用が期待されます。この成果は、2023年4月26日、Frontiers in Plant Science誌に、次いで2023年4月30日、Microorganisms誌に掲載されました。