大学プレスリリース2025.11.10

東京薬科大学薬学部 吉田謙介講師、杉浦宗敏教授、清海杏奈助教、朴慶純客員准教授らを中心とするグループは、子宮頸がん患者におけるCCRT誘発性嘔吐(CINV)の発症リスクを予測する新しいモデルを開発し、その有用性を確認しました。本成果は、患者ごとのリスクに応じた制吐戦略の構築につながり、治療継続性や生活の質の向上に大きく寄与することが期待されます。研究成果は、国際学術誌「Scientific Reports」に2025年10月27日に掲載されました。本研究は、薬学・歯学・教育の連携により人々の健康行動を支援する「ヘルスアクションプログラム(Health Action Program: HAP)」(注2)の理念に基づき展開しています。