大学プレスリリース2025.12.16

東京薬科大学の多田塁准教授、松尾侑希子講師、三巻祥浩教授、根岸洋一教授らの研究グループは、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBN)との共同研究により、植物(ジギタリス)由来の「スピロスタノール配糖体」ギトニンが、経鼻ワクチンにおける安全かつ強力な粘膜アジュバントとして機能することを世界で初めて実証しました。この発見は、インフルエンザや新型コロナウイルスなどの呼吸器感染症に対する、安全で効果的な次世代経鼻ワクチンの開発に大きく貢献すると期待されます。