大学プレスリリース2023.02.16
東京薬科大学薬学部病態生化学教室の濱田圭佑助教、野水基義教授らの研究グループは、がん細胞の増悪に関与することが知られている膜タンパク質、Human epidermal growth factor receptor 2 (HER2)注1) を効率的に分解へと導く化合物 (HER2-LYTAC) を開発することに成功しました。
本研究にて見出されたHER2-LYTACは、これまでにない新規作用機序を有する抗がん剤としてHER2陽性癌治療薬の開発へと繋がる可能性を秘めており、さらなる研究の発展が期待されます。