1年次の寮生活から生まれる社会性やコミュニケーション力
長野市街地の中心部に位置する後町キャンパス「象山寮」は、かつては後町小学校でした。学び合い、助け合い、コミュニケーション力や主体性、社会性を養う学生寮です。
本学では1年次に全員が寮生活を体験します。自宅から通学することが可能な人や、人とコミュニケーションをとることが苦手な人の中には、「なぜ寮生活をしなくてはいけないのか」と疑問に思う人もいるかもしれません。自立して共同生活をするということは、協調性や辛抱強さ、仲間とのコミュニケーションなど、あらゆる人間力がそこで試されます。
人間力を養うためのハード面の仕掛けとして、思いやりの心を育む2人1部屋のルーム、多様な価値観を認め合い、寛容性を養う16人のユニット、学部・学科を越えた寮生との交流や学修習慣を身につけるラーニング・ハブといった3つの生活の場で寮を構成しています。
また、ソフト面では、教育的機能も兼ね備えたプログラムを用意。留学生との異文化交流や、企業や地域、スポーツといった多岐にわたるプロフェッショナルをゲストにお迎えする象山未来塾など多彩な内容を用意しています。ただ寮で暮らすだけではなく、ディスカッションやグループワーク、体験型プログラムを行うことでキャリア教育の場にもなっているのです。
隣接する市有施設の多目的ホールには、「ながの祇園祭」などで使用される山車(だし)が保管・展示され、地域の方も訪れています。学生たちは、寮の仲間たちとの交流はもちろんのこと、地域の催事などにも積極的に参加することで市民性を高めています。
「象山寮」は寮生活を通して、学生同士が学び合い、助け合いながら研鑚し、主体性や社会性、コミュニケーション力が自然と養われるので、人と交流するのがあまり得意でない学生やコミュニケーション能力を高めたいと思っている学生にとっては、自分を成長させる絶好のチャンスとなります。仲間との共同生活は、生活空間でありながら、授業では得られない気づきや学びを修得し、人間力を養う「もうひとつの学舎」です。
寮生活で経験するすべてが、学生たちの成長の糧となる
寮生活では、寮祭やスポーツ大会、地域のイベントなど様々な活動をしています。地域の方にご協力をいただいての寮祭では、サークルのコンサートや地域の子どもたちと交流するなど地域とつながることの大切さを学ぶことができます。
また、1年生が企画し、準備をするスポーツ大会では、バスケットボールやフットサルなど、生活をともにするユニットの垣根を越え、学生同士が交流する場となっています。
様々な価値観や考え方に触れたことで受ける刺激や、仲間たちと協力し合いながら、ひとつのものをつくり上げたときの達成感は、学生たちの成長にとって大きな糧となります。
所在地 | 380-0845 長野県 南長野西後町614-1 |
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アクセス | 三輪キャンパスへ自転車で15分程度 |
食事の 提供有無 | × |
門限 | 23時 |
居室タイプ | 2人1部屋、8部屋16人のユニット形式 |
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居室設備 | (ルーム)ベッド、机、クローゼット (ユニット)シャワー、トイレ、洗面ドレッサー、ダイニングキッチン、リビングラウンジ、テラス、洗濯機、乾燥機 |
共用設備 | キッチンスタジオ、レクチャーホール、ミーティングルーム |
寮費 | 12,500円/月 |
管理費(共益費) | 11,000円程度/月 |
物件HP | https://www.u-nagano.ac.jp/campuslife/dormitory/zozanryo/ |
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お問い合わせ先 | 学生支援係 026-217-5082 |