学寮潜入!大学寮レポート2023.12.28
北海道情報大学の男子学生寮(NEWレジデンスHIU)に暮らす、経営情報学部2年のYさんに、入学のきっかけから寮生活、将来のことまで、詳しくお話しいただきました。
僕は商業高校出身で、情報系の専門学校に進もうと思っていたんですが、経営に関する資格の勉強をしているうちに「自分で資格を取るんだったら専門学校じゃなくても、大学の方が進路が広くなるよ」と先生からアドバイスをいただいたのと、AI(人工知能)を勉強したいという思いがあったので、この大学を選びました。今は専門の単位以外の流通の仕組みの勉強や、数学の教職免許を取るための履修をしています。今は朝から晩まで授業があるような毎日です。今後はAIの勉強をしたいのが前提なのですが、例えば画像処理やCGを勉強したりして、AIの領域を広げる勉強をしていきたいです。そして将来は、AIの使い方とかがわからない人にも、「AIはこんなことができますよ」ってその用途を広めるような仕事に就きたいと考えています。
北海道情報大学のキャンパス
僕は実家が上富良野町で、直通バスでも2時間半くらいはかかるので親元を離れて暮らすことにしました。道東とかの人とかと比べたら早い方ですが。でも、元々大学進学の予定ではなかったこともあり、「申し訳ないけど、大学に行くなら学費は支払えるが生活費が難しいよ」と親に言われたので、奨学金とバイトをしながら寮で暮らすという選択をしました。寮に住んでいると朝晩のご飯も心配しなくてよく、費用も抑えられるので。
北海道情報大学の男子寮、NEWレジデンスHIU
NEWレジデンスHIUのラウンジスペース
何と言っても学校に近い、というのがよかったです。ただ、近すぎるので最近寝坊が増えてきちゃったんですが(笑)。9時から授業が始まるのに8時50分に起きちゃって、とりあえず服だけ着て・・・みたいなこともありますね。あと、管理人の方が荷物を代わりに受け取ってくれるのが本当にありがたいです。インターネットで買い物をよくするんですが、授業とかバイトとかで寮に居れないことも多いので。部屋の広さも十分です。ついつい自分の部屋にいる時は、グダグダしちゃうんでベットの上にばかり居ますが。あと最近、部屋のトイレが水漏れしちゃったんですが、すぐに管理人さんが対応してくれて、その日に直してもらえたので、寮でよかったなと思いました。
NEWレジデンスHIUの居室。水回りが完備されており、収納とデスクスペースが広いのが特長。
ご飯もおいしいです。ほぼ毎日食べています。朝は最近寝坊しちゃうので食べ損ねてしまうこともありますが(笑)。食堂のスタッフの方には顔も覚えてもらって、「ご飯大盛りね」って声かけてくれたりもします。好きなメニューは炊き込み系のご飯ですね。ご飯のおかわりもできるので嬉しいです。あと僕はカレーが好きで、バイトもスープカレー屋でしているのですが、寮のカレーも大好きです。
北海道情報大学の学生食堂。寮生向けの朝食・夕食は学食で提供される。
寮の友達の存在も大きいです。寮だと隣の部屋とかにも同じ学科の人が何人かいるので、一緒にご飯食べに行ったり、連絡しやすいんです。「どっか行こう」と気軽に誘い合えるのがいいですね。この間も友達の誕生日に、免許持ってる友達にレンタカーを借りてもらって、小樽に行ってきました!
勉強もバイトも遊びも充実させながら、ちゃんとした生活もする。このバランスを取れるのが寮のいいところでは無いかなと思います。そして一番の魅力は、やっぱりご飯かなと思います。一限だったり、六限だったり、授業始まる前に食べたり、終わってから食べたりしようと思うと、自分でご飯の用意をしたりするのは正直大変です。ご飯を作ったり、掃除したりするのに自信が無い人とか、まだ一人暮らしは怖いなって思う人には、特に寮がおすすめです。
北海道情報大学は、学校法人電子開発学園が運営する大学で、北海道江別市にキャンパスがあります。1989年に開学。高度IT人材、先端IT人材を養成する情報の総合大学です。
1994年に設置された通信教育部では、日本で初めて衛星通信(PINE-NET)を利用したメディア授業(遠隔授業)を行いました。PINE-NETは、北海道情報大学と、札幌、秋田、新潟、名古屋、大阪、広島、福岡、大分、鹿児島、沖縄にある系列や提携の専門学校での授業に使われています。(公式ウェブサイト:https://www.do-johodai.ac.jp/)
男子・女子学生寮はいずれもキャンパスに隣接しています。各部屋とも学生のことを考えた設備が整っていて、入居してすぐに生活できる快適環境が整っています。全国各地から集まった、さまざまな学部・学科・学年の学生が、学びのことや将来のことなど気楽に話し合い、親身な交流ができるのが寮生活の魅力です。また、朝夕食(学内の学食での提供)がついて、月額32,000円(2023年度)という低額も大きなメリットで学生の人気を集めています。(大学ウェブサイト:https://www.do-johodai.ac.jp/examinee/campuslife/dormitory/ より)