大学寮に住む学生に聞きました2022.07.08
転載元:日本大学提携学生寮「日大学生寮」
この記事は日大学生寮の入居者インタビューの記事を、許可を得て転載したものです。
16学部87学科を有し、日本一の学生数を誇る日本大学。学部もキャンパスも各地に点在しているため、そのカラーは学部や学科によってもそれぞれ異なります。今回お話を伺ったのは、日大付属高校出身の数学好きなSさん。ドーミー本八幡を拠点にして、船橋キャンパスに通われています。ドーミーを選んだ理由や現在の学生生活について話してくれました。
日本大学三島高校からの内部進学で理工学部に入学しました。内部の試験は結構頑張りましたね。10月頃に結果が出るんですけど、一人ずつ面談みたいな形で呼ばれて……クラスメイトの合否が表情で分かっちゃって、もう、プレッシャーに押しつぶされそうでした。
合格って言われた時は、ほんと嬉しかったですね。その時にドーミーのパンフレットをいただいて。食事とか健康に気を使っているので、元々どこかの寮に行くつもりだったんですけど、ご飯も出るし、安全そうだから「ここがいいかな」って。
3月末ぐらいに、両親に付き添ってもらって、車で荷物を積んで引っ越してきました。寮長さんから鍵を受け取ってすぐ、椅子とベッドの位置を入れ替えたりとか、めちゃめちゃリフォームしましたね。冷蔵庫とかは近くにあるメガドンキで買って。身の回りのものだけ実家から持ってきて、大きいものはこっちで調達しました。
初めて親と離れて暮らすので、最初の頃はちょっと寂しかったですけど。でも一方で、好きなことをやっていいっていうワクワク感が強かったですね。一人の時間がちゃんとあるっていいなあ、と。
設備が整っているから、寮生活は基本、すごく快適です。地味に助かるなと思うのは、曜日に関わらずゴミを捨てていいところ。必要な家具が付いてるのも良かったです。カスタムしたり、ちょっと工夫すれば自分なりのレイアウトにできるので。
逆に寮生活、向いてないなって思うのは、絶対に自分のペースを崩したくない人かな。必ず6時にご飯を食べないと許せない、みたいな……。全体の人数が多いのでキッチンもランドリーも混む時は混む。まあ、僕も若干そういう気質があったんですけど、今は完全に慣れちゃいました。アパートで一人暮らしするとかは、もう、考えられないかな。
高校生の頃から数学が大好きだったんで、数学科の友達は気が合う人が多いですね。数学好きの変態的……というか特殊なところは、数学と全く関係ない話なのに数学を取り入れて話すところ。「対偶とったら部分集合だから」みたいな(笑)。そういうのを、みんな楽しめるっていうのは面白い環境ですよね。
将来の目標はまだ決まってないんですけど、だからこそ、自分が今やりたい数学にひたすら打ち込む、ってことにしています。何か一つ、得意分野があれば派生して色々身についてくるから、その先に自分の夢も見えてきたらいいなあって。
基礎学力到達度テストは「基礎学力」って言ってるぐらいなんで、テスト前日に一夜漬けとかじゃなく、毎日一時間勉強して挑む方が絶対にいい。裏技は無いから、継続して頑張ってください。それと合格したら、キャンパスから近いところに住んで、生活習慣を整えるってことが大事ですね。今、家から二時間ぐらいかけて通学してる友達は、しんどそうなので。
写真:白浜哲 文:大池容子 取材:西泰宏 ※この記事は2022年6月現在の内容です。
この記事で紹介した物件:ドーミー本八幡(日本大学提携学生寮)