大学プレスリリース2022.10.13
大阪大学大学院医学系研究科の坂上沙央里助教(研究当時、現ハーバード大学医学部博士研究員)、岡田随象教授(遺伝統計学 / 理化学研究所生命医科学研究センター システム遺伝学チーム チームリーダー)らの研究グループは、世界最大規模となるゲノムワイド関連解析を通じて、身長の個人差における遺伝的背景を明らかにしました。本研究成果は、英国科学誌「Nature」に、10月13日(木)0時(日本時間)に公開されます。
【研究成果のポイント】
●国際共同研究を通じて身長のゲノムワイド関連解析※1 を540万人という世界最大規模で実施した。
●身長の個人差を説明する感受性遺伝子領域を約12,000カ所以上同定。
●感受性遺伝子領域の組み合わせにより、身長の遺伝的背景のほとんどが説明可能となった。