大学プレスリリース2025.09.08

中部大学(愛知県春日井市)は、アフリカで絶滅の危機に瀕する大型インコ「ヨウム」の保全を目的に、ウガンダにおいて国際協力機構(JICA)と共同でプロジェクトを進めています。このたび、同プロジェクトにおいて、現地カウンターパートであるウガンダ野生生物センター(UWEC)およびウガンダ野生生物庁(UWA)と協力し、保護ヨウムの放鳥およびGPSトラッキングによる行動追跡に成功しました。アフリカにおけるインコ類でのGPS追跡は世界初の試みであり、ウガンダ側から強く求められていた放鳥技術の移転を実現する大きな成果であるとともに、今後の保全活動に向けた重要な一歩となります。