大学プレスリリース2024.12.04
理化学研究所(理研)開拓研究本部上野核分光研究室の大島勇吾専任研究員、古崎物性理論研究室の妹尾仁嗣専任研究員(創発物性科学研究センター量子物性理論研究グループ専任研究員)、加藤分子物性研究室(研究当時)の加藤礼三主任研究員(研究当時、現理研研究政策審議役)、仁科加速器科学研究センター核構造研究部の渡邊功雄専任研究員、芝浦工業大学工学部の石井康之教授(多重極限電子物性研究室)、熊本大学先進マグネシウム国際研究センターの圓谷貴夫准教授らの国際共同研究グループは、「量子スピン液体[1]」の状態にあると考えられていた分子磁性体において、これまでの予測とは異なる「1次元的な量子スピン液体」の状態が成立していることを発見しました。