大学プレスリリース2024.06.20
【研究成果のポイント】
◆血中GDF15(※1)値が高い脂肪肝患者さんは、肝がんになりやすいことを発見。
◆脂肪肝では、肝臓が硬いと肝がんが高い頻度で発生するが、肝臓があまり硬くなくても一定頻度で肝がんが発生するため、さらなる肝がん発生予測マーカーの開発が望まれていた。
◆脂肪肝患者について、将来の肝がん発生リスク、肝臓が悪くなるリスク、死亡に至るリスクを評価し、積極的に治療や経過観察をするべき患者を見出すため、血中GDF15値を指標とするなどの臨床応用に期待。