大学プレスリリース2024.01.16
中部大学 生命健康科学部 生命医科学科の新谷正嶺(しんたに・せいね)講師は、横紋筋(心筋・骨格筋)の最小収縮ユニットであるサルコメア(図1)の自律振動がカルシウム濃度の変動によって混沌としたカオス*3的不安定性を示すことを発見した。新谷講師は、カルシウム濃度変動の有無によってこの特性が現れるか否かが決まることを明らかにし、このサルコメアの不安定性を、S4C (Sarcomere Chaos with Changes in Calcium Concentration)と命名した。