大学プレスリリース2025.11.28

【概 要】
日本大学医学部循環器内科学分野の奥村恭男主任教授を中心とする全国47施設による 大規模多施設共同研究「REHEALTH AF Study」の成果が、米国心臓病学会(ACC)が発行する不整脈分野のトップジャーナルであるJACC: Clinical Electrophysiology(JACC:EP)誌に掲載されました。
本研究で80歳以上の高齢心房細動(Atrial Fibrillation: AF)※1患者において、カテーテルアブレーション※2と呼ばれるカテーテルを使った治療法が症状、生活の質の維持改善や健康寿命を延ばす可能性があることを明らかにしました。日本が世界に先駆けて直面する「超高齢社会」における心房細動治療のあり方を明らかにした点で、臨床的にも社会的にも意義深い成果といえます。