大学プレスリリース2024.11.12
研究目的と背景
摂南大学(学長:久保康之)農学部と予防医療領域における検査サービスを展開しているプリメディカ(代表取締役社長兼CEO:富永 朋)は、腸内環境改善を目的とした共同研究「腸内細菌叢改善効果を有する腸活メニューに関する研究(研究承認番号:2024-019)」を実施します。本研究の目的は、日常的に取り組みやすい「腸活」を目指して、1食(昼食)を食物繊維豊富な「腸活弁当」に置き換えることによる腸内細菌叢(腸内フローラ)への影響を検証することです。
腸内細菌叢は腸に生息する細菌の集合体であり、健康維持や疾患予防に重要な役割を果たしているとされています。しかし、日常生活で継続的に食物繊維の摂取を行うことが難しいケースも多く、腸活を日々の生活に取り入れるには一定のハードルが存在します。そこで今回、食物繊維が豊富な「腸活弁当」に1食を置き換えた時の効果を検証し、健康維持に繋がる腸活の提案を目指したいと考えています。