大学プレスリリース2024.09.26
【発表のポイント】
● 液晶混合展開法と呼ばれる独自手法を用いることで、分子一層の厚みからなる有機半導体高分子のネットワーク構造を作製することに成功しました。
● 作製した有機半導体高分子ネットワークは、マテリアルリザバー素子に求められる三つの特性(非線形性・高次性・短期記憶)を示し、それらが二次元のネットワーク構造によって発現することを明らかにしました。
● 本研究は、用途に応じて自在に構造制御しうるニューロモルフィックマテリアルの新たな設計指針となり、マテリアルリザバー素子の高性能化する技術として期待できます。