大学プレスリリース2024.09.25
立教大学(東京都豊島区、総長:西原廉太)理学部の村田次郎教授と園部日向子(経済学部4年次生[当時])・荻原詠理(コミュニティ福祉学部3年次生[当時])を中心とした学生選手・物理学者混成の研究チームは、カーリング競技におけるスウィーピング方法に関して、カーリング石の軌道を変えようとするなら曲げたい向きの「逆側を掃く(磨く)」ことが有効であろうことを測定によって初めて示しました。カーリング石が曲がる現象では、直観に反して回転方向と同じ向きに曲がることが長年の謎として知られており、またスウィーピングに関しても直観と反する向きの曲げ効果があるとも思われています。しかしその信ぴょう性は実ははっきりしておらず、選手を迷わせています。