大学プレスリリース2024.04.24
法政大学の島野智之教授と東邦大学の脇司准教授らの研究グループが、絶滅危惧鳥類ヤンバルクイナの羽から、その羽を掃除するウモウダニを発見し新種として記載しました。絶滅危惧鳥類ヤンバルクイナが新種記載されて43年目。学名は「agachi」とし、昔からヤンバルクイナがこの地域で親しみを込めて呼ばれていた名前「アガチ(あわてんぼう、せっかちな人の意)」から命名しました。ヤンバルクイナのウモウダニにこの学名がつくことで、ヤンバルクイナに対する地域での愛称も永遠に残すことができました。本研究は、国際誌「Species Diversity(ISSN 0287-0223)」に2024年4月24日に掲載されました。