大学寮に住む学生に聞きました2021.12.10
創立130年を超える東洋大学。学部も人数も多く、多様性の豊かな大学です。そんな東洋大学にある、唯一の大学専用学生寮「フィロソフィア西台」。本シリーズでは、実際にそこで暮らす、東洋大生のインタビューをご紹介します。今回は東洋大学 文学部 1年のOさんに伺いました。
高校生の頃から出版社に勤めたいと思ってたんですけど、地元の大阪は出版社の数が少ないんです。丁度、東京で就活をしていた従姉妹から「東京の企業の面接では、関西の有名大学を言ってもあまり通じない」という話も聞いたので、上京しようと思ったんです。東洋大学は、文学部のゼミが一年目から始まるということで選びました。第一志望だったこともあって、大学生活は楽しいです。
授業の選択は、寮の履修相談会に参加して決めました。先輩が食堂にパソコンを持ってきて、概要を見せながら相談に乗ってくれるんですけど、その先輩が3時間ぐらい付き合ってくれて。「この先生は優しいからお勧めだよ」とか。その場で全て決められたので、すごく有難かったです。
特に、日本語概説という授業が面白いですね。日本語は元々好きだったんですけど、構造とかにはそこまで興味が無くて。でも成り立ちを学んでいくうちにすごく興味が出てきて、来年のゼミでは日本語を選びました。
フィロソフィアは東洋の学生しかいないし、やっぱりRAの方が安心だってことがあって。相談会の時もそうでしたけど、先輩方に色々相談できるのがすごく頼もしいですね。同じ学年の友達とは食堂で話したり挨拶したりするぐらいなんですけど、でもそれがすごく居心地がいいんです。
一人暮らしだと、家って時には寂しい場所になったりすると思うんです。でも寮だと、ご飯を食べる時、食堂で待っていれば誰か来るし、喋りたい気分だったら下に降りて来ればいいし。あと、一人になりたい時は自分の部屋に行けばいいし……。絶妙な距離感だから、全然息苦しくないんです。家よりも楽しくて、学校よりも苦しくない場所ですね。
※この記事はWEBサイト「東洋大学専用学生寮フィロソフィア西台」の記事を転載したものです。