大学プレスリリース2023.01.31
弘前大学(青森県弘前市)農学生命科学部生物学科の小林一也教授の研究グループを中心とする国内多機関共同研究グループは、プラナリアを無性状態から有性状態に誘導することのできる有性化因子が寄生性扁形動物である単生類(主に魚類に感染)や吸虫類(主にヒト・家畜に感染)にも含まれていることを明らかにしました。本研究成果は今後、「顧みられない熱帯病」とされる吸虫症による健康被害の軽減などにつながるという波及効果が期待されます。この研究成果は、2023年1月20日に国際科学誌『iScience』に掲載されました。