大学プレスリリース2024.12.17
弘前大学(青森県弘前市)の被ばく医療総合研究所および被ばく医療連携推進機構は12月2日、「陸上自衛隊弘前駐屯地 放射線防護研修」を実施した。この研修は、原子力関連施設を有する青森県において万が一の事故が発生した場合に備え、陸上自衛隊員が放射線防護の知識と技術を習得することを目的としたもの。参加者は基礎的な知識の講義に加え、放射線測定機器の使用法や個人防護具の着脱などの実技演習を通じて、実務に直結するスキルを学んだ。研修後の意見交換では活発な議論が交わされ、地域防災における連携強化への大きな一歩となった。