大学プレスリリース2024.08.09
学校法人昭和大学(所在地:東京都品川区、理事長:小口勝司)と株式会社ユカリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三沢英生)は、ユカリアが保有する電子カルテ由来の医療データを格納した「ユカリアデータレイク」を用いた医薬品開発シーズの発掘を目指した共同研究契約を2024年5月に締結し、研究を開始しました。
本研究では「ユカリアデータレイク」の特徴である、電子カルテ内のテキストデータ(患者さんの訴え、医師・薬剤師・看護師等の医療者の所見、ヒヤリハットなどのインシデントレポート)と医療情報の組み合わせ分析により、医薬品の「飲み込みにくさ/使いにくさ」や「医療安全の観点から見た医薬品自体の課題」などの医療現場の潜在的なニーズを網羅的に抽出し、製薬企業の医薬品開発に役立つ情報の構築、およびすでに市販されている医薬品に対して付加価値(患者さんにとって優しい薬となるような工夫)を高めるための知見を創出することを目指しています。