大学プレスリリース2023.11.27
玉川大学量子情報科学研究所(所長:相馬正宜)の中平健治教授が、電磁波や重力波などによって運ばれる微弱な信号が突然変化したときのタイミングを特定する問題を扱い、ある一般的な場合において量子的な限界性能を解析的に求めることに成功しました。本成果は、恒星の爆発、異物の侵入、特定の化学結合や相転移などのイベントが発生したタイミングを検出するといった応用が期待されます。この成果は、2023年11月22日に米国物理学会(APS)の発行するフィジカル・レビュー・レターズ誌(Physical Review Letters)に掲載されました。