大学プレスリリース2023.10.20
名城大学(名古屋市天白区)大学院総合学術研究科の景山伯春教授(分子生物学)の研究チームは、生産開発科学研究所、神戸薬科大学およびチュラロンコン大学と協力して、スイゼンジノリがつくる新奇な紫外線吸収物質を発見しました。発見した物質「サクリピン」は、アンチエイジングに寄与する抗酸化活性・抗糖化活性を示し、細胞毒性も認められなかったため、天然由来の美容成分として応用可能です。研究成果は2023年10月20日に米国化学会が刊行する国際科学雑誌「Journal of Agricultural and Food Chemistry(電子版)」に掲載されました。