大学寮選びのお役立ちコラム2023.07.25
大学進学を機に、親元を離れて一人暮らしを始める学生さんも少なくありません。
アパートやマンション、シェアハウスなど数ある住まいの選択肢の中で、近年注目を集めているのが“学生寮”です。
一昔前は「門限やルールが厳しい」「昭和っぽい、古臭い」といったイメージがつきまとっていた学生寮も、昨今は時代の変化と多様なニーズに合わせて進化しています。
そこで今回は、食事付き学生寮『学生会館ドーミー』を全国で運営する株式会社共立メンテナンスの協力のもと、実際の寮生さんに聞いた「学生寮に入居して良かったと思うこと」をランキング形式でご紹介します。
ぜひ、住まい選びの参考にしてみてください。
【調査概要】
2023年度学生会館ドーミー入居者アンケート
回答者数:2,061名
質問内容:学生寮に入居して、良かったと思うことをお選びください(複数選択可)
第5位は「友達ができた」です。
ダイニングルームなどでの日常的な交流から、寮内で開催されるイベントなどを通じて、大学の垣根を超えた幅広い交友関係を作れることがポイントとなっているようです。
また昨今の学生寮は留学生の入居を受け入れているところも多く、国際交流を通じて異文化理解を深めることができるのも魅力のひとつとなっています。
第4位は「寮長・寮母がいる」です。
初めての一人暮らしは多くの不安がつきまといますが、いつでも頼れる大人がそばにいてくれるという点は、学生さんにとっても親御さんにとっても安心材料となっているようです。
住まいでの困りごとや体調不良の際に、両親同様に遠慮なく頼れる存在がいるというのは、一般物件にはない学生寮ならではのメリットでしょう。
第3位は「部屋に家具がついていた」です。
一人暮らしを始めるためには、家具・家電をあれこれ買い揃えなければならず、費用も手間もかかります。
学生生活を終えれば、実家に戻ったり就職先の近くへ引っ越すことになるため、学生期間のためだけに家具・家電を買い揃えるのはコスパが悪くなってしまうなんてことも。
この点、家具・家電が備え付けの学生寮であれば、最低限の準備で入居初日から快適な生活をスタートできます。
第2位は「Wi-Fi・インターネットが使える」で、8割近い回答となりました。
日常生活でのスマホ利用はもちろん、昨今はリモート講義なども増えPC利用の機会も多いため、物件にネット環境が整っていることは学生にとって必須条件となっているようです。
第1位は「食事がついている」で、8割を超える回答となりました。
初めての一人暮らしでは、自炊の経験がないという学生さんも多くいらっしゃいます。
毎日自炊を行うのは思っている以上に大変で、そのうえ栄養管理まで行おうとすると大変な労力がかかります。さらには学業とも両立していかなければならないため、ついつい食事管理が疎かになり、外食ばかりになったり偏食をしてしまって体調を崩してしまうケースも珍しくありません。
食事付きの学生寮であれば、栄養バランスがしっかり考えられた美味しいメニューが毎日提供されます。日々の学生生活に支障をきたすことなくばっちり体調管理ができる点が、最も評価されているようです。
食事の提供時間が決まっているため、整った生活リズムを自然に実現できる、という声もあがっていました。
共用部の利用もポイントとなっているようです。ダイニングルームやキッチンルームなど日々の生活で使用するスペースは、他の寮生とのコミュニケーションを図る場としてうってつけです。
また昨今では、ジムやサウナなど特徴的な設備が整っている学生寮も増えており、学生寮の人気の理由の一つとなっています。
同じ大学に通う寮生が集まるため、講義やサークル、近隣の飲食店など気軽に情報交換できるのもポイントとなっているようです。
学生寮の多くは大学近辺に設置されていることが多いです。中には大学構内に設置されている寮も。
都心部だと一般の物件は家賃が高かったり、反対に地方だと大学周辺には物件が充実していなかったりするため、大学近くにある学生寮は通学面でも費用面でもメリットが大きいようです。