大学プレスリリース2023.01.10
聖心女子大学(東京都渋谷区)は2023年3月16日(木)より、キャンパス内に残る「旧久邇宮邸」の一般公開を行う。旧久邇宮邸御常御殿(通称「パレス」)は和風基調で建築された宮家本邸の唯一の現存例であり、皇室建築の系譜を考える上で「意匠的に優秀なもの」「学術的価値の高いもの」として2017年に国の重要文化財に指定された。また、1924(大正13)年に久邇宮家の長女の良子(ながこ)女王(後の香淳皇后)が皇太子殿下(後の昭和天皇)と御成婚の折、宮中へ御出立された表玄関車寄も見ることができる。2020年3月以降新型コロナ感染防止のため中断していたが、3年ぶりに一般公開を再開。入場は要予約・無料。