大学プレスリリース2022.12.23
摂南大学(大阪府寝屋川市)農学部農業生産学科の久保康之教授と小玉紗代助教らは、フランスのマルセイユ大学、国立農業・食糧・環境研究所(INRAE)のJean-Guy Berrin博士、Bastien Bissaro博士、金沢大学疾患モデル総合研究センターの西内巧博士らのグループとの共同研究により、ウリ科植物に感染し壊死病斑を引き起こす炭疽病菌について、菌体外に分泌する二種類の酸化酵素がペアになって植物の成分から長鎖アルデヒドを生成し、それが病原性関連遺伝子の発現につながる感染の仕組みを世界で初めて明らかにしました。