大学プレスリリース2022.12.02
近畿大学医学部(大阪府大阪狭山市)内科学教室(腫瘍内科部門)主任教授 中川 和彦、講師 武田 真幸(現:奈良県立医科大学(奈良県橿原市)がんゲノム・腫瘍内科教授)らを中心とする研究チームは、従来の治療薬が効かなくなった非小細胞肺がん※1 患者に対し、分子標的治療薬※2 「タグリッソ(一般名:オシメルチニブ)」を用いた医師主導治験※3 を実施し、その有効性を確認しました。本治験は、肺がん患者会からの要望をもとに、医師、製薬会社に提案し実現したもので、国内で初めての試みとなります。