大学プレスリリース2022.11.07
京都産業大学生命科学部の加藤啓子教授、藤田明子研究員らの研究グループは、弘前大学の井原一成教授、東京都健康長寿医療センターの河合恒研究員ら協力の下、高齢者のうつ・不安症※1を検出する新規揮発性尿中バイオマーカー※2を発見し、英国科学雑誌「Discover Mental Health」(オンライン版)で発表した。今後、バイオマーカーを使った診断技術が確立されると、うつ・不安症の早期発見が実現し、フレイル※3から要介護への進行の防止に寄与することが期待される。