大学プレスリリース2022.11.02
近畿大学大学院農学研究科(奈良県奈良市)博士前期課程2年 谷口 満理奈、准教授 小枝 壮太らの研究グループは、世界的にトマト生産の脅威となっているベゴモウイルス※1 について研究しています。そのなかで、日本ではこれまで報告のなかったベゴモウイルスが、海外から沖縄に侵入したことを初めて確認しました。さらに、このウイルスが日本国内に既に分布しているベゴモウイルスと比較して病原性が強く、ウイルス抵抗性のあるトマト品種においても、被害を拡大する懸念があることも明らかにしました。