大学プレスリリース2022.09.09
東京医科大学 (学長:林 由起子/東京都新宿区)血液内科学分野 後藤明彦主任教授、片桐誠一朗助教を中心とする研究チームは、東京医科大学病院外来通院患者を対象とした前向き観察研究を実施しました。チロシンキナーゼ阻害薬を継続もしくは中止している慢性骨髄性白血病患者と健常者ボランティアを対象に2回の新型コロナウイルスワクチン (BNT162b2ワクチン; ファイザー製)接種前後の抗SARS-CoV-2スパイクタンパク抗体値の推移を解析し、チロシンキナーゼ阻害薬治療が抗SARS-CoV-2スパイクタンパク抗体獲得及び維持を阻害しないことを明らかにしました。