大学プレスリリース2022.06.29
北里大学大学院理学研究科の 林舜 大学院生、伊藤道彦 准教授らの研究グループは、ツメガエル性決定遺伝子dm-Wが、dmrt1遺伝子と利己的DNA(トランスポゾン)とのキメラ遺伝子であることを発見しました。機能解析からトランスポゾンの非コード領域がコード配列に分子機能進化したことがわかり、性決定遺伝子の新たな誕生機構というだけでなく、トランスポゾン関与の遺伝子創生の新たな機構が提案されました。この研究成果は、2022年6月28日付でMolecular Biology and Evolutionに掲載されました。