大学プレスリリース2025.11.27

埼玉医科大学医学部 ゲノム応用医学の池田和博准教授、東京都健康長寿医療センター研究所 老化機構研究チーム システム加齢医学の井上聡研究部長らは、千葉大学大学院医学研究院 分子病態解析学講座の協力を得て、ミトコンドリア呼吸力の出力を強める“アンプ”として働く「COX7RP」がマウスの寿命を延ばすことを発見しました。「ミトコンドリアの力で老化を遅らせることができるのか?」という長年の問いに新たな手がかりを与え、「長寿・健康寿命延伸」「代謝異常(糖尿病・脂質異常症)」「老化関連疾患」において新たな治療戦略の要になりうることが期待されます。研究成果は日本時間11月19日に英国科学雑誌「Aging Cell」オンライン版に掲載されました。