大学プレスリリース2024.12.02
東京家政学院大学現代生活学部の石綱史子准教授と東京大学大学院の藤井壮太准教授らの研究グループは、植物の花粉が休眠状態から急速に活性化するメカニズムを解明しました。研究により、真核生物に共通する巨大リン脂質チャンネルタンパク質VPS13が、花粉の発芽を促進する重要な役割を果たしていることが明らかになりました。この成果は、植物生殖の制御や環境変動下での安定的な受精技術の発展に寄与することが期待されています。
尚、本件に関する論文が令和6年(2024年)12月2日(月)に、植物科学の広範な領域にわたる質の高い独創的な研究に焦点を当てた国際的な主要ジャーナルであるニュー・フィトロジスト(New Phytologist)に掲載されました。