大学プレスリリース2024.10.03
研究成果のポイント
・牛呼吸器症候群は子牛(乳用・肉用)病傷事故の約4割を占め、畜産現場に甚大な被害
・牛呼吸器症候群は、複数種の細菌やウイルスが複合感染していることが多く、経験的な抗菌薬での治療が行われることが多い
・原因となっている細菌をすぐに判定することで、より有効な抗菌薬による治療が可能
・従来の細菌培養法では細菌を判定するまでの時間が1日は必要だったが、携帯型シークエンサーの活用で6時間程度にまで短縮
・携帯型の機器なので応用しやすく、畜産現場での活用が期待される