大学プレスリリース2024.08.30
東京医科大学(学長:林由起子/東京都新宿区)組織・神経解剖学分野 高橋宗春主任教授、大山恭司准教授、篠原広志講師、林田美緒助手、大村捷一郎(精神医学分野専攻医(社会人大学院生))、高山夏海、小川莉奈(ともに同大医学科第4学年)の研究グループは、出生前のマウス脳形成期において、海馬神経細胞の発生に関わる遺伝子(Zeb1とScratch2)を特定しました。これらの遺伝子は、神経細胞を作り出す細胞(神経幹細胞と神経前駆細胞)でそれぞれ順に働いています。さらに重要な発見として、生後の脳発達期では新たな遺伝子(Nkx6-2)が追加で働くことを明らかにしました。