大学プレスリリース2024.08.22
関西大学大学院理工学研究科 田原一輝氏(博士課程後期課程3年)・化学生命工学部の大洞康嗣教授らのグループは、100 nm以下の金属微粒子である金属ナノ粒子を触媒材料として用いた有機変換反応の開発に取り組んでいます。本研究では、触媒反応における金属ナノ粒子の触媒形態変化を明らかにすることで、従来困難とされてきた1,3-ジエン化合物の脱水素カップリング反応を開発することに成功しました。本研究成果は、米国の国際学術誌「Journal of the American Chemical Society」に2024年8月7日(現地時間)にオンライン掲載されました。