大学プレスリリース2024.06.20
熱、光、電気。次世代エネルギー技術をつめこんだ超小型人工衛星
~ 次世代人工衛星のための新エネルギー技術で宇宙産業の未来を切り拓く ~
このたび関西大学は、福井大学、名城大学、株式会社アークエッジ・スペースと共同で、革新的エネルギー技術実証衛星「DENDEN-01」を完成させました。6月4日にJAXAへの引き渡しを完了し、今秋には国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟から放出されます。この衛星は、宇宙空間の急激な温度変化を緩和し、安定した電力供給を可能にする「固-固相転移型潜熱蓄熱材(SSPCM)」を活用した電源温度安定化デバイス(関西大学が開発)を搭載しています。今後の超小型衛星開発に貢献する複数のエネルギー技術の軌道上実証を行います。