大学プレスリリース2024.05.22

京都産業大学 神山天文台が東京大学大学院や関係企業と協働で開発を続けている近赤外線高分散分光器WINEREDは、現在、チリ共和国のラス・カンパナス観測所で口径6.5メートルのマゼラン望遠鏡に取付けられ、世界最高レベルの赤外線観測機器として活躍を続けている。通常、毎年2回、主に春と秋に2週間程度の期間を設けて観測を実施しており、今年は4月15日~30日に今春の観測を実施し、無事に終了した。今回は悪天候にも悩まされたが、晴れた夜に良い観測データを取得することができた。次回は9月を予定している。