大学プレスリリース2024.04.04
北里大学医学部の堤良平講師、堺隆一教授は、斎藤芳郎教授(東北大院薬)、Benjamin G. Neel教授ら(米国ニューヨーク大学)と共同研究を実施し、増殖因子受容体およびブドウ糖トランスポーター1(GLUT1)を含むエンドサイトーシス小胞が、細胞外からミトコンドリアへのブドウ糖輸送装置として機能し、細胞の解糖系によるブドウ糖代謝において重要な役割を果たすことを明らかにしました。この結果は、現在考えられている「ブドウ糖は細胞膜を通して細胞内に移行し細胞質で代謝される」という教科書モデルを大きく更新するものです。