大学プレスリリース2024.03.19
![【友禅流しがモチーフ。温室効果ガス削減にも貢献】セメント系3Dプリンター × CO₂で固まるコンクリートで製作したベンチを金沢市外濠公園二号地に設置。[3月26日 報道関係者を対象に現地でレクチャーを実施します]–金沢工業大学、鹿島建設](https://daigakuryo.com/wp-content/plugins/wp-fastest-cache-premium/pro/images/blank.gif)
金沢工業大学と鹿島建設株式会社では、KIT×KAJIMA 3D Printing Labで共同開発したセメント系 3D プリンターで造形されたベンチを、「金沢SDGs」を掲げる金沢市のご協力を得て、尾山神社と鼠多門・鼠多門橋近くの金沢市外濠公園二号地に2024年3月、設置しました。
当ベンチは友禅流しをモチーフにした複雑な形状で、設計から製造に至るすべてのプロセスをデジタル化することで実現しました。また造形の際に使用されたコンクリートは、製造過程において大量のCO₂を強制的に吸収・固定化させることによりCO₂排出量をゼロ以下にできる世界初のカーボンネガティブ・コンクリート「CO₂-SUICOM(スイコム)」が使われています。