学寮潜入!大学寮レポート2024.02.01
2021年4月に新設された関東学院大学の国際学生寮「インターナショナル・レジデンス」。横浜・金沢八景キャンパスから徒歩2分の立地に位置し、11学部から集まる400人もの多様なバックグラウンドを持つ学生たちが暮らしています。今回の「学寮潜入!大学寮レポート」では、実際にそこで暮らす二人の学生さんにインタビューし、生の声を通して寮生活の魅力を探ります。関東学院大学の担当者様からもコメントをいただいたので、ぜひ最後までご覧ください。
Kさん:関東学院大学理工学部 3年・ 静岡県出身
Iさん:関東学院大学教育学部 3年・福島県出身
Kさん: 僕は姉がこの大学の卒業生で、関東学院大学に興味を持ちました。調べていくうちにいいなと思い、工業高校の化学科出身であることを活かしてAO入試で入学しました。最初は一人暮らしする予定だったのですが、新しい交流の場を求めて寮を選びました。
Iさん: 私は元々保育士を目指し、上京することに決めていましたが、ひとりで住むのが怖いなと不安を感じていました。そんなときに、新しくこの寮ができるのを知ったんです。身近に頼れる人がいたり、隣に知っている人が住んでいるなら、安心して暮らせそうだなと思って決めました。
Iさん: 最初はひとりで寂しかったですが、だんだん共有スペースで誰かを誘ってご飯を食べたり、出かけたりできるようになりました。入寮してすぐに友達もできました。ランドリールームやキッチンとかで、一気に10人くらいと知り合って。一緒に勉強をしたりとかで、またさらに仲の良い子が増えましたね。
Kさん: 僕も同じですね。共有スペースが交流の場になっています。特に、共用キッチンで一緒に料理をすることで、多くの友人と親しくなりました。フロアの行き来ができるので、ご飯を食べるのは3階、勉強するときには5階の共有スペースでという風に、勉強の時とオフの時は使い分けてます。
Iさん: 私は6階でよく勉強しています。電源コンセントが用意されているし、大きいテーブルがあるので、資料とかを広げられるのもいいです。ちなみに、そこでたこ焼きパーティーもやったりしますよ。
Kさん: 部屋は割とコンパクトですが、僕は物が少ない方なので収納には困っていません。あと、何より共有スペースが充実していて、生活スペースは部屋の中だけではない感じです。
Iさん: 私はものが多いので収納は少し工夫しています。でも、Kさんが言うように他のスペースの使い勝手がいいので、特に困ったりはしてないですね。
Kさん: 最初は「RAって何だろう?」と思っていましたが、RAをしている友達の話を聞いて興味はありました。そしたら「やってみない?」と声をかけてもらえたので「やってみよう!」と思ったんです。
Iさん: 私は募集があるのは知っていたのですが、1年目にRAをやるのは大変そうだな、と思っていたのです。でも、2年目に私のいるフロアを担当するRAがいなくなると知ったので、「じゃあ、やろう」と決心しました。他にやる人がいないなら、私がやるべきだ、と思ったんです。
Iさん: 私は特に留学生との交流にやりがいを感じています。RAの役割として、管理人からの鍵の受け渡しを終えた後をサポートすることが多いんです。例えば、留学生が入寮したら部屋の案内やランドリーの使い方、ベッドメイキングを教えたり、電車の乗り方や買い物の仕方とかも教えたりもします。留学生はまだ日本で使える電話を持ってなかったりするのでInstagramのメッセージでやりとりしたりもします。
Kさん: 僕も国際交流ができることは大きいなと思っています。自分たちでイベントなどの企画を作れるのも楽しいです。企画の時とかにグループディスカッションをしたりするんですが、そこで積極的に意見を言えるようになったことは大きな成長だなと感じています。おかげで人前で話すことに抵抗がなくなりました。
Iさん: 去年と今年はハロウィンパーティーやクリスマスパーティーをやりました。
Kさん: 今年のハロウィンは僕たちRAが仮装して1階のエレベーターホールでお菓子を配りましたね。あとトランプをやったり。留学生はほぼ全員来てくれて、全員で40名近く集まりました。
Iさん: クリスマスは60名くらい参加してくれました。ビンゴとちょっとしたゲームをやりました。誰かがいろんな子を連れてきてくれて…という感じでしたね。
Kさん: 去年はコロナの影響もあり、新入生歓迎会と8月の夏祭りができなかったので、来年からはまた再開したいです。
Kさん: おすすめポイントとしては、充実した共有スペース。そこで交流ができるということです。実は部屋がそこまで広くない分、結構みんなが共有スペースを利用しているので、友達ができる絶好の場所です。それに、インターナショナル・レジデンスは留学生も多く、国際交流もできるので、英語や異文化に触れるチャンスもありますよ。あと、一人暮らしには色々と初期費用もかかるし、まずは寮生活をおすすめしたいです。
Iさん: 共同生活と聞くと「隣の人と合わなかったらどうしよう」とか心配する人もいるかもしれませんが、そこは大丈夫です。ここは400人もの学生が住んでいる上、年代が近くて、好きなことや楽しいことを共有できる機会が多いです。だから心配せずに、寮生活を楽しんでください。
関東学院大学インターナショナル・レジデンスを担当する関東学院大学 学生生活課 釜井さん(写真左)にもおすすめポイントを伺いました!
— 特に伝えたい!インターナショナル・レジデンスの魅力やこだわりを教えてください。
インターナショナル・レジデンスの魅力は、なんと言っても大学との近さです。学校の目の前でわずか2分です。さらにいろんな学部の学生と交流できます。400人規模の国際学生寮は珍しいですし、11学部ある総合大学として、沢山の学部の方が一度にコミュニケーションをとれる場所というのは、なかなかありません。ここで留学生と交流している学生などを見かけると、寮を作って良かったなと実感しています。
また、学生たちの安心と安全を最優先に考えています。特にセキュリティに自信があります。例えば、自分の部屋にたどり着くまでに3回のキーセキュリティがあり、スタッフも常駐しており、「何かあったときに大人に頼れる」安心も提供しています。また、防犯カメラも多数設置されており、ほぼ死角がありません。初期費用も20〜30万円かかる一人暮らしに比べ、身一つで来れば大丈夫なのも、おすすめポイントですね。
ーーー Iさん、Kさん、釜井さん、貴重なお話ありがとうございました!
関東学院大学(かんとうがくいんだいがく、KGU)は、1884年に創立された、神奈川県横浜市金沢区に本部を置く、プロテスタントのミッション系大学です。現在、11学部・5研究科を擁する総合大学となっています。メインキャンパスは本部のある横浜・金沢八景キャンパスをはじめ3箇所で、2023年春には、横浜市中心部の関内にも新キャンパスを開設しました。
https://univ.kanto-gakuin.ac.jp/
2021年4月に開設された関東学院大学の国際学生寮「インターナショナル・レジデンス」は、約400名を収容できる大規模な学生寮です。横浜・金沢八景キャンパスから徒歩2分という好立地に位置し、建物の3階から6階が学生寮として利用されています。1階と2階にはドラッグストアやクリニックなどのテナントが入居しており、寮のエントランス向かいにはコンビニがあります。また、周辺には学生向けの飲食店が多く、生活に便利な環境となっています。
居室は2〜4名が共有するユニット形式です。個室にはベッド、デスク、椅子、収納クローゼットが備え付けられており、水回り(トイレ、洗面、シャワーブース)はユニット内に設置されています。4名用のユニットでは、水回り設備が2セットずつあります。
各ユニットに留学生が入居するように配慮されており、留学生との交流を楽しむことができる環境です。男女別のエリアに分かれており、それぞれICキーによるセキュリティシステムが整備されています。
個室やユニットはコンパクトにまとめられていますが、各フロアにはラウンジ、カウンターテーブル、TVルーム、自習室などの共用スペースが充実しています。共有部分および個室にはWi-Fiが完備されており、電源コンセントも豊富に用意されています。
自習室には、オープンスペースと個別に区切られた席があり、さまざまな用途に合わせて利用できます。
3階には多人数が利用できるコミュニケーションスペースがあり、芝生のある中庭も自由に使用できます。また防音設計のシアタールームもあり、クッションに座りながら映画を楽しむことができます。
管理スタッフが受付に常駐しており、緊急時のサポートや日常の問題に対して気軽に相談できます。また、レジデント・アシスタント(RA)が在籍し、新入生や一般寮生のサポート、寮内イベントの企画・運営にも携わっています。
最新情報、費用の詳細、募集要項、申込フォームなどは、公式サイトで提供されています。興味がある方は、下記のリンクから公式サイトをご覧になり、詳細情報をぜひご確認ください。
https://univ.kanto-gakuin.ac.jp/residence/