大学プレスリリース2024.01.18
北里大学医学部腎臓内科学の川島永子助教、内藤正吉講師らは、麻布大学獣医学部、国立研究開発法人産業技術総合研究所の協力の下、腎臓にある糸球体足細胞膜に発現するシアル酸含有糖脂質(ガングリオシド)であるGM3の発現量の調節が、ネフローゼ症候群の一種である巣状分節性糸球体硬化症 (Focal segmental glomerular sclerosis; FSGS) に伴うタンパク尿(血液中のタンパク質が尿中に漏れ出る状態)や糸球体障害の治療に有効である可能性を見出しました。