大学プレスリリース2023.10.10
摂南大学(学長:荻田喜代一)農学部農業生産学科の飯田祐一郎講師と農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)、アリスタライフサイエンスらのグループは、本来は殺虫剤の有効成分として利用される昆虫寄生菌「ボーベリア・バシアーナ」が野菜の重要病害うどんこ病に対しても殺菌効果をもたらすことを発見し、そのメカニズムを解明しました。同菌を含む微生物農薬1剤で害虫と病気の両方を同時に抑えること(デュアルコントロール)が可能となり、農薬散布の労力やコストの削減が期待できます。